もう「すいている」とは言えない! 志摩スペイン村が全国から注目を集める理由とは?

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三重県のテーマパーク「志摩スペイン村」が全国的に話題になっています。ひところ人が来てくれず「すいているテーマパーク」を自虐的にPRしていたスペイン村が今、盛り上がっています。なぜなんでしょうか?(報告:当麻葵記者)
「志摩スペイン村に来ました。開園の10分前ですがチケット売り場には列ができていて、入場ゲートには既に多くの人が並んでいます」様々なアトラクションに、本格的なフラメンコショーなどが楽しめる、三重県志摩市のテーマパーク「志摩スペイン村」を記者が訪ねたのは2月18日の土曜日のこと。(報告:当麻葵記者)
「土産物店の前にも長い列ができています。そして劇場でも長い列が」かつては『パーク内で列ができるなんて信じられない』という時もありました…。-2019年の取材映像-
(報告:田原健太郎記者)
「こちら一番人気のアトラクションですが、待ち時間はありません」(来場者)
「(Q:待ち時間はあった?)待ったアトラクション1個もなくない?」
「1個もない!」4年前は「すいているテーマパーク」を自虐的にPR。
~「並ばないから乗り放題、待ち時間ほぼゼロ」~
~「空いているから映え放題、人が少ないから人の映り込みナシ」~
そんな志摩スペイン村で今、何が起きているのかというと…。(志摩スペイン村 広報宣伝担当 柴原風花さん)
「Vチューバーの周央サンゴさんとのコラボイベントが始まった。周央サンゴさんのファンが、たくさん来ていると思う」ユーチューブなどで動画配信を行う人気Vチューバー、周央サンゴさん。通称「ンゴちゃん」。2021年にプライベートで志摩スペイン村を訪れ、自身の配信で「その魅力」を語ったところ、ファンの間で大きな話題に。これをきっかけに、ついに2月11日からは期間限定で志摩スペイン村の「バーチャルアンバサダー」に就任したのです。その配信映像を目にしたファンの皆さんが先週土曜日(18日)も…。(ファン)
「神奈川県から来ました。周央サンゴちゃんのグッズを買いに」
「私は神奈川県から」
「私は東京から来た」アンバサダー就任イベントの開催初日、2月11日の来場者数は約7000人。去年の同じ日の来場者数は約3000人だったということで、2.3倍の人が駆け付ける賑わいぶり。4年前はガラガラだったフォトスポットも…、この通り。特に賑わっていたのは…。周央サンゴさんが世界一美味しいと配信で紹介したチュロスを販売するショップです。寒さが厳しい、この時期はせいぜい1日40本売れればという状況だったのが、2月は1日約1000本、25倍の売れ行きだということです。(来場者)
「うまっ!これは世界一うまい!」
さらに…。(志摩スペイン村 広報宣伝担当 柴原風花さん)
「サンゴさんのグッズは予想の約10倍の売れ行き。配信でサンゴさんが話した商品やオリジナルキャラクターのグッズが例年の約4倍売れている」スペイン村でしか買えないサンゴさんとのコラボグッズは午後には売り切れてしまうという盛況ぶり。あわせてスペイン村グッズも手に取る人が多く、その影響力ははかりしれません。(ファン)
「ンゴちゃんが言っていた通り、めちゃくちゃ楽しいと思って。ンゴちゃんが言っていたことを信じて、来て良かった」こうした反響に今まで歯を食いしばって耐えてきた広報宣伝担当の柴原さんは…。(志摩スペイン村 広報宣伝担当 柴原風花さん)
「本当にすごくうれしくて涙しそうになった。これにとどまらず志摩スペイン村の魅力をお届けできたら」周央サンゴさんと志摩スペイン村のコラボレーションは、ことし4月2日までです。「すいているテーマパーク」と言っていた頃がなつかしい。そんな日が続くこと祈っています。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/342990

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